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おじさんとの思い出
※この記事は、精神疾患に関する話しです


このお話しは 今から2年前の出来事になるんですが・・・・


その年の夏、我が家の敷地の中で 犬が遊べるスペースを広げようと思い、知り合いの知り合いにちょっとした工事を頼みました。

工事に来てくれたおじさんはとても明るく気の良い方で、材料費だけでほとんどただ同然で工事をしてくれることになりました。

そんな背景もあり、当然私も 時間がある時は工事を手伝ったりしていたので 日が経つにつれ 自然とそのおじさんととても親しくなっていったんです。


で、ある日の休憩中のこと、そのおじさんがある告白をしてくれたんです。


それは、そのおじさんが

阪神淡路大震災の被災者である事

その時に最愛の息子さんを目の前でなくされてる事

その後、精神病になり何度も入退院を繰り返した事

そのせいで、家族がバラバラになってしまった事

そして、家族と別居し 流れ流れて現在 愛知県で暮らしている事・・・・

でした。

それを聞いた私は、震災の復興はまだまだ終わっていないんだな とショックを受けました。


そして私も、そのおじさんにある告白をしました。


それは、

20年近く前に仲の良かった後輩が社会人になったのを期に鬱病になり自殺してしまいショックを受けた事

その後、地元で有名な精神科医に何度も指導を受けにいき、精神疾患で悩んでいる人達の役に立てる方法を自分なりに考え出した事

それ以来、常時1~2人ほどの精神疾患を持ってる人と友達になり 社会復帰のお手伝いをしている活動を個人的にし続けている事
※私の場合は、これ以上の人数を抱え込むと 私が病んでくると思われます

を、伝えました。


ところがそのおじさんは、私の話を聞いて怒り出し、『お前は頭が狂ってるのか?』 と真顔で聞いてきました。

私は笑いながら、『多分、狂ってないと思いますよ』 と答えました。



皆さんは、そのおじさんがなぜ怒り出し そんな事を言い出したかわかりますか?


そのおじさんは被災以来、地震を連想する事がある度に恐怖で怯え暴れ出すようになったそうです。

※現在もカメラのフラッシュなんかでもおかしくなるそうです


そして、そうなると 拘束され、人間扱いされず(その方曰くです)病院に閉じ込められてきたんだそうです。

その度にそのおじさんは、治ったふりをして退院し しばらくして病気が発症→拘束、の生活を繰り返していたそうなんです。

精神疾患の怖いところは、回りの人間はおろか 友人や家族までも自分の気持ちを理解して貰えない所にあります。

※その方は、医師・看護師までも理解してくれなかったと言ってました


そのおじさんは被災以来、悲しい思い出とともに その悔しい想いを抱いて生きていたそうです。

そんな所に、私のような精神疾患の方たちと積極的に関わろうとしている変人が現われたので 私を 『狂人』 だと思ったそうなんです。



で、私が狂ってないことを伝えた後、おじさんは更に怒って私にこんな事を言って来ました。

『兄ちゃん(私の事)には被災した人間の気持ちなんて絶対にわからないよ!』 と。


そう言われたので私は、こう答えました。

『被災した人間の気持ちが分かるなんて、そんな傲慢な発想は最初からないです。それどころか今まで付き合ってきた精神疾患を持った人間の気持ちなんて誰一人理解できませんでした。ましてや、死を選ぶほど苦しむ経験自体 僕は体験したこともありません』 と。

そして、

『だけど、今まで色んな疾患を持った人と接してきて唯一分かった事は、相手の気持ちを 分からないのと分かろうとしないのでは雲泥の差があるって事です。それに分かって貰えない事が更なる苦しみを生むことも知っています。だから、健常者でありながら精神疾患で苦しむ人たちと十数年間も関わり続けてきたんです。逆におじさんにも僕の気持ちは分からないでしょ? でも、分かろう・理解しようと耳を傾けてくれたら、それだけで僕自身も報われるような気がします。」

と答えました。


そのおじさんは、不思議な顔をしながら

『世の中には兄ちゃんみたいな若者がたくさんいるのか?』

と聞いてきたので、私は

『いない』 と笑いながら答えました。


するとおじさんは、

『兄ちゃんみたいな人間が増えないと、世の中ダメになるぞ!俺みたいに苦しんでるやつはまだたくさんいるぞ!』

と言ってきたので、

『おじさんだって被災してなかったら、そんな事考えなかったし そんなボランティアみたいな事しないでしょ?』

と 笑いながら言ったら、おじさんもニッコリ笑ってました。



私はドクターではないので治療も出来なければ偉そうな事を言う資格もありません。

また、言うつもりもありません。


ですが、現実の問題として、今回の被災で地震や津波に対してトラウマを持った方もいるでしょうし、悲惨な現実を受け入れられず精神的に不安定になっていく方が大勢いる事と想像します。

被災は、街が復興すればいいって事ではなく、希望を持って生きて行けれるだけの人と人の絆が必要になってきます。

いわゆる、物だけでなく心の支援も必要になってくると思うんです。


私が今まで関わってきた方は、震災による被災者だったわけではありませんが、私が今までお付き合いしてきた精神疾患を持った方たちが一番苦しんでいた事は、家族・友人が疾患に対して理解を示さなかった事がダントツに多かったんです。



現代病と言われる精神疾患。

日本人は批判能力に長けてると言われますが、相手を温かく包み込む能力もこれからの時代には必要になってくるかもしれません。


私は今日現在、不安神経症と躁鬱を持った方と友達になりお付き合いをしています。

ほぼ毎日、ひどい時は1日に何十回も連絡が来ます。


正直、うんざりする事も何度もありましたが、その方よりは苦しくないと思えば なんとか支えて 力になっていこう!と元気になれるもんです。

そして、後輩の死によって始めたこの行動が 結局は自身をも強くし私自身のかけがえのない財産になっている事もありがたい事実なのです。

ブルラボBLOG


犬が大好きだったあのおじさん。

今頃 今回の震災の事で、自身の体験と重ね合わせ気を落としていないか心配です。


心に傷を負った人たちの近くに、笑顔で手を差し伸べられる社会になったら 本当の意味での復興が始まるんだと思います。

健常者、そして元気な地域の使命は大きいです!

コメント
No title
パパさん素晴らしい!
子供達のお世話だけでなく、そっとこんなお仕事もされてあったんですね?! なかなか出来るものではありません。 したくても、やっぱり最初のドアをノックするには勇気がいるし。。。それをやってるパパさんは本当に素晴らしい!!!!!!

今回の記事、とても考えさせられました。
東北からこんな遠く離れてる沖縄にいる私でも実は落ち込んでる毎日です。現地の状況を見てるだけで涙が出てきて、どっと疲れます。
これが実際の被災した方ならどうでしょう? 想像もつかないし、分かろうとしても分からないほどの色々の気持ち、思いがあると思います。 心の傷って目に見えない分、理解されにくいですもんね。

おじさん、地震で心に深い傷を負って、自分も病気になり、家族も崩壊…そんな中、一生懸命明るく生きようとしてるお姿素晴らしいと思います。 パパさんとの会話で少しでも気持ちを分かろうとしてくれたパパさんにきっと感謝してますよ。 またひっそり会いたいと思ってると私は思います。 また縁があってお会いした時は、お話だけでも聞いてあげて下さいね。 その時だけでも少しは楽になるかも。。。
[2011/03/19 21:38] URL | チワワママ #79D/WHSg [ 編集 ]

No title
こんばんわ。

 パパさん&ママさんには頭が下がります。
 おじさんのお話も心打たれます。

 相談したある先生(医師)が
 こうおっしゃってました。
 「病気になったことが無いから病気の人のしんどさが
 分からないんですよ。病気になったら初めて分かるん です!」私は、心の中で拍手していました。
 だいたい想像力の無い人が多いですね。
 実際私も『そこまで言うか!!』と思うぐらいきつい 云い方をされたこともあります。
 経験者は語る・・・・・。
 精神や神経症ではありませんが。

 遅くまでどうしても被災関係の報道番組を見てしまい
 沈み込んでいます。
 純朴な方々にインタビューしないでほしいと思って  います。最後には、必ず泣かしているではないか!!
 お父さん・お母さん・兄弟を毎日歩いて
 あちこちの避難所を訪ねて一生懸命探している
 9歳の4年生の男の子に、付いて行ってインタビューし ていた報道関係者もいましたね。
 あんな小さな子に・・・
 最後はその子は泣いていましたよ!!
 きっちり翌日のヤフーに、精神科医が【子供の被災者 にインタビューをしたり絵を描かさないで!!】と
 いう記事がありました。


 やっと発見され、救助された色々な年代の方もおられ て良かったです・・・大変感動します。

 それから、テントで野宿されている被災者の方々に
 燃料や食べ物は届いたのかとても心配です。
 
 発電所で命がけで作業して下さってる方々も頭が下が ります。
 何とかご無事でいて戴きたいです。
 プラントを作った日立と東芝の技術者に関わって貰う べきですね!
 素人考えですが、何故最初から電源復帰作業をしなか ったのでしょうか?
 
 私も何かしなければ!

 パパさん、また良いお話を聞かせて下さいね。 
[2011/03/20 01:09] URL | ララファミリー #79D/WHSg [ 編集 ]

No title
どんな教育を受けてきたら人の痛みを分かちあえるのか?そこまで人の事を思える、パパさんの事が不思議です。僕も人の役にたちたいです。まず、思いやりがスタートですね。
[2011/03/20 01:57] URL | 雑種パパ #79D/WHSg [ 編集 ]

No title
チワワママさんへ
私が行ってるこのボランティア??みたいな活動は、あまり人には言わないようにしてきました。
ですが今回、被災地でそのような症状で苦しんでる方がいると聞いて思い切って書いてみました。
精神疾患って、さまざまある病気の中で、ホントに特殊なものなんです。
健常者の人生経験なんかでは分かり難い、一番大変な病気(状態)なんです。
この記事を読んで、少しでも理解を深め学んでみよう・・・と思ってくれる人がいたらメチャクチャ嬉しいです!!
[2011/03/20 18:36] URL | B-パパ #79D/WHSg [ 編集 ]

No title
ララファミリーさんへ
日本の報道のあり方にも、問題がありますよね。
目的感の問題なんだと思いますが、『視聴率』 を気にしながら真実を伝える・・・ここに難しさがあるんだと思います。
また、想像力も大事ですが、あまりに豊か過ぎると感情移入しすぎてしまい苦しくなっちゃいます。
優しい人ほど苦しむのは、なんとも皮肉な話しです・・・・


話しは変わって・・・・結婚した当初、ヒロシ君(仮名)と言う鬱病の子とやりとりをしていたんです。この子は毎晩1時過ぎになると電話をかけてきて 『将来が不安なんです』 と毎回同じ悩みをぶつけてきました。
その電話のやりとりを横で見ていたyukaさんは、カルチャーショックを受けてました。
そのヒロシ君も、親に病気の事を理解してもらえず、『たるんどる!!』 の理由のもとに、父親から暴力を受けていました。ヒロシ君もそうですが、父親のケアも必要だったのでその時は大変でしたが、その1年後ぐらいに新聞配達の仕事が決まり、見事に社会復帰できたんです。
その時は最高に嬉しかったですよ~!
[2011/03/20 18:48] URL | B-パパ #79D/WHSg [ 編集 ]

No title
雑種パパさんへ
コメントありがとうございます。
ただ、私は決して立派な人間ではありませんよ。利他主義のような利己主義だと思います。
いつも強い人間になりたいと願ってる平凡な男です。
精神疾患の方達とのふれあいは、お互いに、成長し合える関係だと思っています。
人の痛みは、誰でも想像できると思います。ただ、それ自体が辛い事なので、受け入れる事をみんなやめちゃうんだと思います。
私は、いい影響を与えてくれた方が周りにたくさんいたのでラッキーだったのかもしれません。
雑種パパさんのこれからの行動に期待してますよ!!
[2011/03/20 18:57] URL | B-パパ #79D/WHSg [ 編集 ]


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